はじめまして。
不動産鑑定士の梅村啓之です。
30 代半ばにして不動産鑑定士になり、以降、十数年それまでに培った不動産実務経験を活かしながら、1 件 1 件丁寧に不動産鑑定・調査を実践してきました。
不動産鑑定の仕事は、土地や建物の価格や賃料を査定(評価)することですが、その過程では、その不動産が最適な状態にあるか、また最適な状態(用途)は何かを判定したり(不動産の有効活用)、日本経済や地域経済の情勢や地域の開発動向、その不動産にかかる土壌汚染や災害等のリスクの程度を調査したり(リスク調査・マーケット調査)といった、査定された価格や賃料を用いて意思決定を行うための周辺調査・付随調査をも行っているといえるものです。 それなので、成果レポート(鑑定評価書・調査報告書)には、結果(価格または賃料)だけでなく、周辺調査事項も有用なものとなるよう記載し、ご説明します。
不動産鑑定評価書には価格・賃料(結論)だけでなく、課題解決のヒントとなる情報も含まれています。
不動産鑑定士の仕事は、他の士業と比べて、「広く浅く」といったイメージを持っています。もちろん「浅く」という表現は例えであって、より深くというよりは「より広範な」知識が求められるという意味です。 それなので依頼者さまとお話ししているときに「そういった状況ですと、不動産鑑定の前にまず〇〇した方がいいでしょう。」とか「そうなると不動産鑑定の前提条件となるので、まず〇〇した方がいいでしょう。」とか、課題解決のための動き方などもアドバイスできる場合があります。 こういったことからも、不動産鑑定士は不動産に関するゼネラリストでもあり、法人のお客様にとってはあたかも「社外不動産管理部」として、個人のお客様にとってはあたかも「不動産博士」として、不動産鑑定士を頼りにしていただければ幸いです。
最後に、不動産に関する課題をお持ちの方は、当社を頼って、まずは相談いただければと思っております。不動産に関する広範な知識と豊富な実務経験をもって、課題解決に導く道しるべをご提供したいと思います。ぜひ当社をご信任ください。